(株)リクルート住まいカンパニーは5日、「2017年 注文住宅動向・トレンド調査」結果を発表した。全国で17年9月2~19日の期間、インターネットでアンケートを実施。
対象は、1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)を竣工した「建築者」、および今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の購入を検討している「検討者」。有効回答数は3,695サンプル。
これによると、全国の建築者の建築費用は平均2,775万円となり、前年比で24万円減少。3,000万円以上の割合は36.4%と前年比0.1ポイント増加した。新規建築の割合は85.7%(同2.7%増)と前年に続いて上昇。
建て替えの割合は13.7%(同2.2%減)と前年に続いて減少した。
検討者に家づくりを考えたきっかけを聞いたところ、「いつかは一戸建てに住みたいと思っていた」(28.3%)が最多となり、前年比で2.6ポイント上昇。以下、「子供が成長した」(27.5%)、「子供が誕生した」(23.2%)が続いた。
また検討者のうち71.9%が“消費税が上がる前に建築を間に合わせたい”と回答。消費税が上がる前に建築したい理由は、「消費税増税の負担を少しでも軽減したいから」(81.6%)が圧倒的多数を占めた。
「ZEH」については、検討者における認知率は64.0%(同9.9ポイント上昇)。ZEHを導入した事業者は17.7%(同3.9ポイント上昇)。満足度した理由は「経済的なメリットを感じられるようになったから」が72.9%で最多。経済的なメリットを感じた人でみると、光熱費が下がった金額の平均は月額7,925円だった。
『R.E.port』より抜粋
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