三菱地所ホーム(株)は、オンラインでの仕様選びを中心とする家づくりプラットフォーム「Online Style Lounge」を開発。11月1日よりトライアル運用を開始する。
コロナ禍でインターネットを活用した住宅選びのニーズが高まっていることなどを背景に開発した。
注文住宅の内外装(床材や建具等)をオンライン上でシミュレーションが可能な機能や、営業担当者とやり取りができるチャットツールなどを搭載している。
選択した内外装プランはサイト上で保存ができ、営業担当者と共有。これにより営業担当者は顧客の好みを把握し、効率的な提案が可能となる。仕様選択に向けてのスケジュールやタスク管理も可能とした。
同サイトへの登録は無料。同社では契約した顧客とのやり取りに活用していく方針。
トライアルを経て2022年1月より規格型住宅から同サイトに対応していく予定。来春には住宅設備のシミュレーション機能等の搭載も予定している。
将来的には、現在開発を進めている「BIM(Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)」と連携するほか、引き渡し後のメンテナンスやリフォーム提案などのアフターサービスの受付機能も持たせ、会員サイトとして囲い込みにつなげていきたい考え。
『R.E.port』より抜粋
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