不動産情報サービスのアットホーム(株)は31日、入居者向け新サービス「入居者向けアプリ(お住まいチャンネル)」の提供を開始した。
同社では2016年より、煩雑な管理業務を一元管理できる「賃貸管理システム」を提供し、管理会社の業務効率化や生産性の向上をサポートしている。今回、さらなる業務負荷軽減や入居者の満足度向上を目指し、同サービスの提供を開始する。入居者に対するサービス提供は、同社初。
同サービスは、入居者と不動産管理会社の円滑なコミュニケーションの実現を支援するもの。煩雑な管理業務を高セキュリティのクラウド型システムで一元管理できる「賃貸管理システム」と連携する。
管理会社は、災害時に物件の被害状況を確認するためのメッセージや、更新のお知らせなどを入居者に向けて配信することが可能。契約情報や入居時の説明資料、水道・ガス会社の連絡先などの情報も掲載できる。
一方、傷や汚れなど入居時の状況を伝えたいとき、不明点やトラブルが発生したときなど、入居者から管理会社への連絡もアプリ上で行なうことが可能。管理会社は「賃貸管理システム」上で社内共有できるため、担当者が不在の場合でも迅速に対応できる。また、入居者はアプリ上で、個人情報の変更申請や物件の解約申請することが可能。入居者は連絡漏れを防止でき、管理会社は同システムとの連携により、登録業務の負担を軽減できる。
『R.E.port』より抜粋
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