(公財)不動産流通推進センターは20日、2021年7月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。
同月の新規登録件数は38万2,307件(前年同月比1.5%減)と2ヵ月連続でマイナスだった。成約報告件数は4万4,222件(同5.2%減)と5ヵ月ぶりにマイナス。総登録件数は80万8,898件(同1.3%減)と3ヵ月連続のマイナスとなった。
売り物件は新規登録件数が11万2,052件(同14.4%減)と16ヵ月連続でマイナスに。成約報告件数は1万5,690件(同3.8%減)と5ヵ月連続ぶりにマイナスとなった。総登録件数は28万9,602件(同21.6%減)と13ヵ月連続のマイナス。
賃貸物件の新規登録件数は27万255件(同5.1%増)と15ヵ月連続のプラスだった。成約報告件数は2万8,532(同6.0%減)と2ヵ月連続でマイナス。総登録件数は51万9,296件(同15.2%増)で14ヵ月連続のプラスとなった。
売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が8万3,583件(同7.3%減)。このうち、専属専任が1万2,834件(同10.0%減)、専任媒介が3万9,326件(同3.9%減)、一般媒介が3万1,423件(同10.1%減)だった。成約報告では、媒介契約が1万3,297件(同1.2%増)。このうち、専属専任が2,970件(同3.4%減)、専任媒介が8,356件(同6.5%増)、一般媒介が1,971件(同11.4%減)だった。
なお、売り主物件については、新規登録が2万6,928件(同30.8%減)、成約報告が2,336件(同24.2%減)。
『R.E.port』より抜粋
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