(独)住宅金融支援機構は6日、「2018年度 民間住宅ローン借換の実態調査」結果を発表した。民間住宅ローンを借り入れ中で、18年4月から19年3月までに借り換えをした人を対象に、インターネットでアンケート調査を実施。回答数は1,000件。
借り換え前後の金利タイプの構成比は「変動型」は借り換え前の構成比38.7%から借り換え後は48.6%に増加し、最多となった。「固定期間選択型」は借り換え前の41.5%から借り換え後は38.9%に減少し、変動型に次いで2番目に。「全期間固定型」は借り換え前の19.8%から借り換え後は12.5%に減少した。
金利タイプ別の借り換え理由は、すべての金利タイプにおいて「金利が低くなるから」(構成比:変動型66.3%、固定期間選択型54.2%、全期間固定型55.2%)がトップ。「返済額が少なくなるから」(同42.8%、同36.8%、同47.2%)、「適用金利が上昇し、返済額が増加するから」(同10.9%、同20.1%、同21.6%)と続いた。
また、借り換えによる毎月返済額の減少分は「生活費に充てた」(構成比:変動型51.5%、固定期間選択型54.0%、全期間固定型53.4%)、「教育費に充てた」(同26.8%、同29.3%、同24.7%)、「貯蓄(住宅リフォームの資金以外)」(同18.8%、同17.6%、同19.2%)が上位となった。
『R.E.port』より抜粋
https://www.re-port.net/