不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は20日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2018年1年間の首都圏居住用賃貸物件市場動向について発表した。
同年の首都圏居住用賃貸物件登録数は246万8,052件(前年比8.6%減)とマイナスだった。
1平方メートル当たりの平均登録賃料は賃貸マンション2,645円(1.7%上昇)、賃貸アパート2,235円(同1.1%上昇)で、いずれも上昇した。
成約件数は22万4,483件(同4.2%減)と減少。17年はプラスだった23区で下半期のシングル向き物件が不調、千葉県も夏以降が不調でそれぞれ減少した。一方、神奈川県ではシングル向き既存(中古)物件を中心に、第4四半期に回復。また、年初から前年同月比20%前後のマイナスが続いていた埼玉県も、7月を底に改善した。
1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが2,658円(同1.3%上昇)と4年連続、賃貸アパートが2,315円(同3.5%上昇)し、5年連続でのプラスとなった。
『R.E.port』より抜粋
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