不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社ネットワークにおける2018年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。
新築戸建の成約価格は首都圏平均で3,557万円(前月比1.1%下落)と再びマイナス。地域別では、東京23区5,018万円(同5.0%下落)、東京都下3,862万円(同0.7%上昇)、神奈川県は3,675万円(同2.9%下落)、埼玉県3,028万円(同1.9%下落)、千葉県は2,772万円(同1.5%下落)と都下を除き下落した。価格水準の高い横浜市の下落で神奈川県が4ヵ月ぶりにマイナスとなったほか、23区も価格水準の高い城南エリアの一部で成約減、価格下落が見られ下落した。
成約価格指数は100.5(同1.1ポイント下降)だったが、2ヵ月連続で100を超えた。
既存マンションの成約価格は2,733万円(同3.9%上昇)と再びプラスに。地域別では、東京23区が3,642万円(同2.9%下落)、東京都下2,354万円(同12.0%上昇)、神奈川県2,451万円(同8.3%上昇)、埼玉県1,967万円(同3.9%上昇)、千葉県1,570万円(同2.5%下落)。成約が多く価格水準の高い23区で成約数が伸びたことや、次いで成約の多い神奈川県が4ヵ月ぶりに上昇に転じたことなどが要因。
1戸当たりの成約価格指数は137.2(同5.1ポイント上昇)と再びプラス。
『R.E.port』より抜粋
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