国土交通省は31日、2017年通年および17年12月の建築着工統計を公表した。
同年の新設住宅着工戸数は96万4,641戸(前年比0.3%減)で、3年ぶりの減少。新設住宅着工床面積は7,751万5,000平方メートル(同0.9%減)と、16年の増加から減少へ転じた。
利用関係別では、持家が28万4,283戸(同2.7%減)と減少に転じた。貸家は41万9,397戸(同0.2%増)と6年連続の増加。分譲住宅は25万5,191戸(同1.9%増)で3年連続の増加。うちマンションは11万4,830戸(同0.2%増)で再び増加。一戸建て住宅も13万8,189戸(同3.3%増)と2年連続の増加となった。
一方、12月の新設住宅着工数は7万6,751戸(前年同月比2.1%減)で、6ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積は610万8,000平方メートル(同2.9%減)。季節調整済年率換算値は93万6,000戸(同2.7%減)。
利用関係別では、持家が2万3,288戸(同2.5%減)で7ヵ月連続の減少。貸家は3万3,438戸(同3.0%減)と7ヵ月連続の減少。分譲住宅は1万9,538戸(同1.3%減)と、先月の増加から再び減少。うちマンションは7,422戸(同11.0%減)と先月の増加から再び減少、一戸建て住宅は1万1,992戸(同6.6%増)と3ヵ月連続の増加となった。
『R.E.port』より抜粋
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